Tag Archives: 仏教徒

燃料不足によりタイの神聖な仏教葬儀が中断される

バンコク発 ― 中東戦争に起因する燃料不足の深刻化により、タイでは神聖な葬儀が脅かされており、仏教寺院は火葬に必要なディーゼル燃料の確保に奔走している。 仏教はタイ最大の宗教であり、2021年時点で人口の約92.5%が信者である。仏教徒の数は6700万人を超え、中国、ミャンマーに次いで世界最大の仏教徒人口を誇る。 タイの仏教徒の大多数は上座部仏教を信仰しており、スリランカ仏教と多くの共通点を持つ。タイの仏教は、数千年にわたるインドの影響によりヒンドゥー教と融合し、またタイ系華人人口の多さから中国の宗教とも融合している。 バンコクから東へ約80kmに位置するチャチューンサオ県のワット・サマン・ラッタナラム寺院の住職は、火葬サービスの停止が現実的な可能性として考えられると警告した。 バンコクの一部のガソリンスタンドでは燃料が底をつき、また別のスタンドでは車両運転者への販売のみを許可している。 「50年以上もの間、こんなことは見たことがない」と、寺院の住職であり、地方の宗教行政長官でもあるプラ・ラチャチラプラチャナート氏は3月17日の電話インタビューで語った。 「これは私たちの寺院だけの問題ではない。多くの寺院が同じ問題に直面している」 タイ仏教の慣習では、僧侶による数晩の読経の後、油を燃料とする火葬が行われる。多くの火葬場では、火葬炉にディーゼル燃料を使用し、高い煙突から煙を放出する儀式が行われている。この煙は、魂を天国へと導くと信じられている。 葬儀サービスへの影響は、タイおよび東南アジアの近隣諸国における燃料不足の深刻化を浮き彫りにしている。 出典; 2026年3月17日 Bloomberg (Bloomberg は、ブルームバーグ L.P.は、ニューヨーク市マンハッタンのミッドタウンに本社を置くアメリカの金融、ソフトウェア、データ、およびメディアの非公開企業です。)