日本のヤクザのリーダーとタイのマフィアが米国への核物質密売、麻薬、武器の容疑で有罪を認める。

日本のヤクザ犯罪組織のメンバーが、ミャンマー産の核物質を取り扱い、違法な武器取引の資金源としてそれを売却しようとした罪を認めたと、米国当局は2025年1月8日水曜日に発表した。

ヤクザのリーダーである海老沢武司と共同被告のソムホップ・シンガシリは、2022年4月に麻薬密売と銃器の罪で起訴され、2人とも拘留されていた。

その後、海老沢武司は2024年2月に、ミャンマーから兵器級の核物質と致死性の麻薬を売却し、武装反乱グループに代わって軍事兵器を購入する共謀の罪で追加起訴されたと、米国の検察は述べた。

起訴状によると、武器取引の一部となる軍事兵器には地対空ミサイルが含まれていた。

「本日連邦裁判所で認めたように、海老沢武司容疑者は、兵器級プルトニウムを含む核物質をビルマから厚かましく密輸した」と、ミャンマーの別名を使って米国代理検事のエドワード・キム氏は述べた。

「同時に、海老沢武司容疑者は、ビルマの戦場で使用される地対空ミサイルなどの大型兵器と引き換えに、大量のヘロインとメタンフェタミンを米国に送るよう働きかけた。」

米国検察は、海老沢容疑者（60歳）が、薬物とともにウランと兵器級プルトニウムを含む物質をミャンマーから「厚かましく」移動させたと主張した。

2020年から、海老沢武司容疑者は、売却しようとしていた大量の核物質にアクセスできると米国と日本の潜入捜査官に自慢し、放射線を記録したガイガーカウンターの横に物質の写真を提供した。

覆面捜査官を含むおとり捜査で、タイ当局は米国の捜査官を支援し、被告が「イエローケーキ」と呼んだ2つの黄色の粉末状物質を押収した。

「米国の研究所は、核サンプルで見つかったプルトニウムの同位体組成が兵器級であると判断した。つまり、十分な量のプルトニウムが製造されれば、核兵器に使用できるということだ」と司法省は当時の声明で述べた。

エビサワ被告の共謀者の1人は、「トリウム232を2,000キログラム以上、ウラン化合物U3O8を100キログラム以上保有していた。これは『イエローケーキ』として知られるウラン濃縮粉末によく見られるウラン化合物を指す」と主張した。

起訴状によると、エビサワ被告は核物質の売却益を、ミャンマーの無名の民族反乱グループに代わって武器購入資金に充てることを提案していた。

海老沢武司被告は、核物質の国際取引の罪で最長20年の懲役刑に直面している。

米検察は、海老沢被告を「世界中で活動し、大規模な麻薬や武器の密売を含む犯罪活動を行っている、高度に組織化された国際的日本の犯罪ネットワークであるヤクザ組織犯罪シンジケートのリーダー」と表現している。

日本のヤクザのリーダーが罪を認めるのになぜ2年以上もかかるのか？

日本の海老沢武志容疑者（60歳）は本日、ニューヨーク・マンハッタンで、仲間のネットワークと共謀してウランや兵器級プルトニウムを含む核物質をビルマから他国に密輸した罪、および国際麻薬密売と武器の罪で有罪を認めた。

「この事件は、世界で最も危険な犯罪ネットワークを解体する DEA の比類ない能力を実証しています」と、米国麻薬取締局 (DEA) のアン・ミルグラム長官は述べています。

「海老沢武司とその仲間に対する捜査は、核物質の密売から麻薬取引の促進、暴力的な反乱分子への武器供給に至るまで、国際組織犯罪の衝撃的な深淵を明らかにしました。米国麻薬取締局は、活動場所を問わず、国家安全保障を脅かす者を容赦なく追及する態勢を維持しています。米国国民をそのような悪から守ることは、常に米国麻薬取締局の最優先事項です。」

タイ当局の協力を得て、核サンプルは押収され、その後、米国法執行機関の管理下に移送された。米国の核鑑識研究所が核サンプルを検査した結果、両サンプルに検出可能な量のウラン、トリウム、プルトニウムが含まれていることが判明した。特に、核サンプルで見つかったプルトニウムの同位体組成は兵器級であり、十分な量のプルトニウムが製造されれば、核兵器に使用できると判断された。

海老沢は起訴状に記載されている6件の罪状について有罪を認めた。罪状と最低および最高の刑罰を記載した表を以下に示す。

検察によると、量刑は後日、裁判官によって決定される。